皆さん、こんにちは!
市川市妙典にある美容室 nilsのオーナー川村です。
1月2月は美容室にとって閑散期ですね
他の美容室様はどのように対策されているでしょうか?
お聞きしたいw
さて4月も近づいてきまして
新卒社員を迎えるべく美容室も準備を勤しんでいるではないでしょうか?
なかなか求人募集しても人が集まらないですもんね
弊社ももれなくその1社です。
さて今回のコラムでは
今までと昨今の美容室の求人募集の移り変わりや、
美容師になろうとしている学生さんの思考なども含めて紐解いていきたいと思います。
ここ10年くらいでしょうか
求人難になったのは。
それ以前はどこから探してきたかわからないけど
飛び込みで
「いま、スタッフ募集してますか?」
などの問い合わせもありましたw
今じゃ考えられないですよね?
オモテに張り紙さえすれば人は集まったんですから。
そんな時代も過ぎ
美容業界が売り手市場になった
原因をいくつか挙げてみましょう
①美容師になろうと思う人が減ったから
まずはここです。
美容学校のいくつかが閉鎖になっているほど
美容師への就職希望者が減っています。
後に説明しますが
若い人が少なくなっていることが原因ではありません。
減ってはいますが2018年まで大体18歳の人口推移は横ばいくらい。
(2018年から18歳の人口がどんどん減っていくと言われている)
単純になりたいと思う人が減っているのです。
②美容室が増えすぎた
全国のヘアサロン数が増える一方、なりたい人が減っている訳ですから
1サロンにおけるスタッフ数は必然として減っていきます。
全ての都道府県ではないですが
今も増え続けているので今後も問題ですね
③労働環境
前のブログでもお伝えしましたが
美容師は技術職であり、なかなか企業として会社として考えることが難しい業界では
あります。
その為、練習を含めた長い拘束時間、安い給料、人間関係など
色々な問題が起きていました。
先程述べたように、美容学校に入る生徒が減っていったのと美容室が爆発的に増えた事が
直接的な原因かもしれませんが
希望者が減ったのは
おもに単純に若者がその労働環境を嫌悪する傾向が見られた為だと思っています
なので美容室側は
環境改善や、人を大事にする風潮に変わり
人思いの優しいオーナーさんや社長さんが増えています。
そのようなセミナーも増えていますし、私も受講して考えを改めることもありました。
リクルート活動を本当に頑張っているサロンさんは求人に大成功しているところも
知っていますが、並々ならぬ努力をされています。
サロン側は、世の中の流れがそうだからあきらめるか、
他サロンの何倍も時間とお金を使って頑張るか
どちらかになりますね。
私といえば、労働環境の改善に努めつつ、人間関係も良好にし、
お客様に支持される実力を伴った美容師を育てて、
共に歩んでいきたいと思っております