オーナーブログ

美容師のベストな働き方とは?

「働き方」

 

最近よく耳にするワードですね

長らく美容業界は長い拘束時間、少ない休みなど
ハードな環境ではありました。

 

そもそもどうしてでしょう?

なぜ美容師はそういう業界だったんでしょうか?

 

こんにちは

 

市川市妙典にある美容室 nilsのオーナー川村です。

 

 

 

企業によって、個人によって様々な考えがあると思いますが

 

 

今回のコラムでは

一美容師として、一経営者として、nilsという会社として

お伝えしたいと思います

 

 

 

①職人気質だった

 

 

もともとサービス業というより技術職といわれてきたこの美容界。

 

「修行」という言葉がピッタリあてはまっていたこの仕事は

 

何もできない1年目は、働くというよりもはや「勉強させてください!」

 

という概念でありました。

 

なので少ない給料でも、もらえるだけマシみたいな感覚でしたねw

 

もちろん現代ではこのやり方ではいけません。

 

 

そもそも1年目からきちんと生産性が出るように経営者がその方法を考えなくてはなりませんし

 

貴重な人財を生産性を出しながら教育する。

 

逆に働く従業者であれば1年目から「稼ぐ」ということを

 

頭に入れながら仕事していかなくてはならない時代なのかもしれません。

 

 

 

②生産性が低い

 

他業種、特にIT関連の事業と比べると

生産性や効率がとても悪い業種です。

 

もともと人対人の仕事ですから当たり前なのですが・・・

 

生産性が低いから数をこなす

 

後述しますが、これだと大変ですよね

 

働き方改革をするのであれば、社長含めスタッフ一丸となって

ここは上げていかなくてはいけません。

 

 

 

 

 

③飽和状態&低価格化

 

「生涯顧客」という言葉もキーワードですね

 

美容室が多いと言われ始めてから15年くらいです。

 

美容師ブーム&カリスマ美容師世代が次々独立

オーバーストアによる客数減少

美容室のディスカウント化

お手頃プライスでハイクオリティを。

 

みたいな流れでしょうか

ファストファッションの様なヘアサロンが増えてきてますね。

これだけサロンが多いからディスカウントして、値崩れしたから

美容師の価値を上げよう!みたいな動きもありましたね

 

人それぞれ色々なやり方があると思いますが

ここで

「少子高齢化」

というワードにもスポットを当ててみましょう。

 

なんでだか美容師はお客様だけ少子高齢化すると思ってます

 

しかし当然、美容師自体も少子高齢化するのです。

 

今の3〜40代が、5〜60代になった時どのくらいの顧客を持っているでしょうか?

70代になったら?

 

ちょっと考えますよね〜

 

5〜60代になってひっきりなしにお客様をこなすって

 

現実きついと思いますし、そもそも新規で来て下さったお客様がどう思うか?

 

永遠に新規客に入れると思いますか?

 

やはり若いスタッフにチャンスを回すでしょう。

 

 

なので少しでも早いうちから

多くの「生涯顧客」様を付けなければならないのです。

 

 

 

今、指名が少なければ自分に何が足りないのか、どうしたら沢山のお客様に喜んで頂けるのか?

 

考えて考えて行動し、まず地力ある美容師になりましょう

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

かなりシビアな話になってしまいましたが

美容室が働き方を考え、より良い環境にするには

 

人間関係はもちろんの事

休みも沢山あり、個々の都合に合わせた就業時間、そしてスタッフの収入も多くする。

 

でもそれは時間単価を高く、かつお客様に支持される集団でないと成り立ちません。

 

今が良ければという短期的な考えではなく。

 

 

 

 

いやーしかし私自身もコラム書いてて考えさせられました!

 

それこそガラッとビジネスモデルを変えなくちゃいけないかもしれません。

 

そうできるまで頑張ろうと思いますw